2019年4月27日土曜日

XTZ125 北海道ツーリング 其の一

4月27日

午前4時、自宅を出発。

『無事に帰って来てね』と嫁さんの見送り。

私には『お土産待ってるわ』と聞こえた。

この日は一日中雨の予報、出発するタイミングか解らない。それにGW前半は寒気が近づき雪マークが出てた。天気予報の雨雲予想とにらめっこし、次の雨雲の前に出て北上することにした。

最初は小降りだった雨が強くなってくる、前車から跳ね上げる水しぶきで前が見えない。仕方なく先頭へ出て走ることにしたが、国道8号はペースが速くて125ccの排気量だとほぼ全開。大丈夫かXTZ?

 雨の中の走行は体力と気力を奪っていく、短いスパンで休憩しようと思っていたけど面倒くさくなってた。新潟で国道8号から外れ日本海沿いに走行、笹川流れの道の駅でラーメン食って冷えた体を温める。雨は落ち着いてきたので合羽を脱いだ、上半身はスクリーン等のおかげで大丈夫だが問題は足である。
通常ブーツというものを履くのだが、右足を痛めていて堅いブーツが履けない。仕方なく防水の効かない軽い素材のスニーカーにブーツカバーを被せてあった。
すぐに浸水して靴下が濡れ、体温が奪われたせいで足の感覚がおかしくなっていた。お行儀が悪いけど人気の無い場所で靴下を脱いで足を乾かした。

進行方向の空には、ドス黒い雲が少し残っている。雨には当たるだろうが天候は回復すると予想し出発する。どうせまた濡れるし、走っている間に乾かないかな?なんて思いながらさっきの靴下を履いた。
足先の感覚だけでなく、頭もおかしくなっていたようです。

この日は、予約したフェリーまで時間があるので秋田でキャンプするつもりだった。
また、調子良ければ青森まで走ってしまおうなどと思っていた。早い便に空きが有れば北海道へ早く行けるしね。

国道7号に合流しハイペースで北上する。ところが、ここで自分の弱さが出てきた。フェリーの予約は明日の深夜便なので余裕がある、早めにキャンプして冷えた体を休めようと思い始めた。

今日の宿泊地を庄内夕日の丘オートキャンプ場に変更。午後2時、少し早いがテントを設置した。濡れた衣服をきがえ日本酒で体の中から暖める、暗くなる頃酒を飲み干したので就寝。

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