2019年8月2日金曜日

三俣蓮華岳に行ってきた。

7月27日、新穂高登山センターより登山開始。
台風が上陸するらしいが暴風域に入らないようなので登山決行、台風一過の好天に期待していた。
小池新道手前の林道にて雪渓が崩落しているとの事で迂回する、下側から覗き見ると凄いね。



この時は天気も良く穂高を眺めながら登っていた。しかし、鏡平に着く頃には雲が広がり雨が降り始め槍も雲の中に隠れてしまった。

この日は、双六小屋テント場でキャンプです、
雨で何もすることが無いのでテントの中で酒吞んで昼寝。夕方起きて、また呑んで寝た。

翌朝、天候はイマイチだった。とりあえず中道で三俣蓮華岳に向かった、あとから晴れることを祈って双六台地を後回しにした。

北アルプス
三俣蓮華岳です。真っ白で何も見えません。
稜線に居ると寒いので長野側に移動して風を避ける、富山側と長野側では全然違った。長袖のインナーとシャツにレインウェアーで行動していたが北アルプスはやっぱり凄い。




稜線を歩いて双六岳に到着。
天候は回復しない。
山頂から双六台地へ行く途中で少し悩んだ、迷いやすい所って此処のことか?
視界がよければなんともないと思うのだけどね。

双六台地です。
この先に槍ヶ岳がいるはずなのに見えません。

槍が姿を見せないのでテント場へ戻ります。この日もテントで呑んで昼寝。
夕方、もう一度双六台地へ上がったけど駄目でした、一瞬回復するかと期待したけど残念でした。








三日目もすっきりしない天気なので花でも眺める。























鳥なんかも眺める。















鏡池まで下りて来たけど何も見えない。
このあと雨になったので小池新道をひたすら下山した。

三日間とも雨だったけど、たまにはいいかな。
時間がたっぷりあったので、テントでの過ごし方とか装備の事とかいろいろ考えることが出来たと思う。

2019年6月23日日曜日

久しぶりの北アルプス

常念岳に登ってきた。

昨年、蝶ヶ岳から見えた前常念岳からの稜線を歩きたかった。
土曜日の深夜に三俣登山口駐車場に到着し少し仮眠したのち登山開始です、まだ右足の違和感が消えて無いため無理なら途中で下山するつもりで出発。

蝶ヶ岳への稜線です。
ここまで樹林帯の道をずっと登ってきたので、稜線が見えると気持ちが高ぶる。

前常念岳の避難小屋。
この辺りは岩が多いので結構楽しい。



常念岳はすぐそこですが歩きにくいので時間がかかります。



あと少しで常念岳山頂です。この角度の常念は見ることがあまり無い様な気がします。


やっと着きました、雲が湧いてきてますが何とか槍が見えてます。北鎌尾根の右奥に見えるのは雲ノ平の一部でしょうか。
蝶ヶ岳の方です。安曇野側は雲に覆われてます。



前常念方面です、雲の中を歩きます。



疲れているので、滑らないよう慎重に歩きます。



無事下山しました。不思議と足に痛みが出なかったのでほっとしている。これで今年も北アルプスを歩くことが出来そうですね。

2019年5月5日日曜日

XTZ125 北海道ツーリング まとめ

北海道ツーリングを振り返ってみる。


・フェリー

当たり前だが北海道へ渡るには、フェリーで津軽海峡を超えなければならない。北海道へ行こうと思い予約した時点で長距離フェリーの空きは有りませんでした、津軽海峡フェリーの深夜便に空きがあったのですぐに予約。北海道行きのフェリーを確保したのでツーリング決定、出発日までネットでチェックしながらキャンセルを待った。
一週間前に新日本海フェリーに空きが出たので帰りの便を予約。しかし、予約したフェリーだと帰ってすぐ仕事に行かなければならない事が辛い。結局、小樽のフェリーターミナルで変更する事が出来たので良かった。

津軽海峡フェリーはスタンダードだったので、雑魚寝する事になる。バイクが最初に乗船するため場所を確保しやすかった、深夜便だから少しでも寝ておきたかった。
気になった事は、通路にいた人達がうるさかった。それに、乗船時間が短いから充分な睡眠はとれないため宿代わりに利用しない方がいい。

新日本海フェリーはツーリストA。布団で寝れるし荷物棚もある、照明の下にコンセントが有りスマホの充電が出来る。長距離フェリーなので設備は整っている、映画も上映してた。
帰りも自走するか迷ったが、船旅でのんびり過ごすのもいいかなと思いフェリーにした 。
苫小牧東から敦賀まで20時間、何もすることが無い。せっかくの船旅だったがビールと昼寝で終わった、家に居るときと変わらない。
場所にもよるけどスマホが使えない、佐渡ヶ島付近と能登半島付近は大丈夫だった。
次回は、早めにフェリーを予約しないと駄目ですね。



・燃費

XTZ125のタンク容量は10L入る、満タンで400㎞程走れるので特に問題なかった。しかし、市街地から離れると給油所が少なくなるので早めに給油した方が良い。

走行距離 2442.4㎞
ガソリン 50.37L
燃費   43.7㎞/L

※最終給油から自宅までの243.5㎞走行分を引いて燃費を計算


・費用

津軽海峡フェリー ¥5,180
新日本海フェリー ¥18,710
ガソリン     ¥7,081
キャンプ場    ¥1,400
食費(酒代)   ¥12,674
お土産      ¥8,271
その他      ¥1,550

費用合計額    ¥54,866



・北海道

自分の北海道のイメージはやっぱり道北です、天気にも恵まれて楽しく走れた。カーブが連続する山岳地帯が好きだったが、真っ直ぐな道を走るのも気持ちいいもんです。信号が少なくハイペースで走れるから高速を使わなくても距離がかせげる。次回は夏に道東へ行きたいね。

この時期まだ閉まってるキャンプ場があるが、夏より利用者が少ないから余裕でテントが張れた。体感は人それぞれですが、GWのキャンプは思ったほど寒くない。


・ 食事

北海道は美味いものが沢山あるらしいが、私は食に貪欲では無い。醤油ラーメンと味噌ラーメンは食べに行ったが、ほとんどセイコーマートにお世話になった。


・XTZ125

ツーリング中は特に大きなトラブルは無かったが細かいことが幾つかあった。
リヤ(右側)のウインカーが緩んで点かなくなったがその場で直す。
チェーンが伸びるのが早かった、最終日にはかなり緩んでいたがめんどくさいのでそのまま家まで帰った。
スクリーンは効果大ですが、通常走行するのに邪魔なので帰ってすぐ取外した。
シートが薄いので尻が痛くなる、でも2・3日走ると慣れたのか麻痺したのか解らないが気にならなかった。


・防寒具

上着はワークマンのイージスを常時着用していた。
ズボンは防寒ジーンズだったがニセコ付近ではイージスを穿いた。
冬用のグローブと通常のグローブを使い分け、ニセコ付近では冬用でも指先が痛くなった。
スニーカーを履いていたので雨ではびしょびしょに濡れた、ニセコ付近では足先が痛くて我慢できなかった。靴下を極厚の登山用を着用していたがまったく役に立たなかった。
標高が高い場所と平地では全然違う、まして気温が低い早朝に走ったのでなおさらだろう。


GSX-Rで行けば高速も使えて楽だと思うが、原付でトコトコ走るのが結構楽しかった。それに、キャンプだったのでその日の気分で宿泊地を決めれるのが良かった。費用も安くすんだので少ない小遣いの範囲で何とかなった、帰りも自走してればもっと安くすんだかもね。
冬の宗谷岬へツーリングしている人達がいる、自分も密かに狙っていたけど無理っぽいね。
(#^_^#)

2019年5月2日木曜日

XTZ125 北海道ツーリング 其の六

5月2日

久しぶりの布団だったので爆睡しました、鼾 うるさかったろうなぁ。

朝方、男の人が自分の場所と間違ってカーテン開けたら女性が居たらしい。急に大きな声を発てたのでびっくりした。男の人がひたすら謝っていた。
今朝は、うねりが大きく危険という事で風呂等は使用不可でした。船酔いしたのかトイレ付近の通路に座っている人が数名いた、私は乗船時からビールで酔っているので問題無し。

敦賀到着は夜なので午前中は吞んでても大丈夫、他にする事無いですから。



船内の様子。






外はいい天気。





船で一日過ごして21:00敦賀に到着です。やっぱりバイク乗ってる方がいいね!









自宅到着です。

走行距離 2442.4km

よく走りました。


2019年5月1日水曜日

XTZ125 北海道ツーリング 其の五

5月1日

令和元年の初日です。
今日はフェリーのキャンセル待ちをする為に小樽へ向います。他にする事がないので今朝はゆっくりして飯食いました、今回のツーリングでは朝飯食べる余裕が無かったような気がする。せっかく北海道まで来たのにせっかちな旅になってしまったのだが楽しみ方は人それぞれですから、道北の広大な自然の中を丸一日バイクに乗ってるだけで十分でした。

キャンプ場を出発し国道38号を西へ向う、天気は下り坂なので雨にあわないよう祈りながら走る。













滝川市で国道12号へ入る、日本一長い直線道路だそうですが市街地が多く気持ちよく走れなかった。
札幌を迂回するために途中で国道275へ、ここで初めて速度取締に出会った。微妙な速度で先頭を走ってたが運よくクリア。
国道275号から国道337号と国道5号で新日本海フェリーの小樽フェリーターミナルに到着。小樽~新潟便のキャンセル待ちは13:00から受付らしいので30分ほど並んで待つ、受付のお姉さんに他の便に空がないか聞くと苫小牧~敦賀便にバイク枠があった。自分の前にもキャンセル待ちがいたので確実に乗れる苫小牧便を予約した。

道道1号で苫小牧へ移動する、日陰の凍結に注意しながらであるが山間部の曲がりくねった道も面白い。時間は多くかかるけど慌てる必要もない、市街地を走るよりこっちを選んで良かった。
国道230号から国道453号を走り支笏湖へ向った。




何にも見えない。

国道276号で苫小牧へ向います。













苫小牧に着くとフェリーターミナルの看板があったので表示通り走って行った、仙台?大洗?敦賀が無いぞ!
苫小牧西港フェリーターミナルでした。
敦賀行きは苫小牧東港です、気を取り直して再度走り出す。国道235号の側道を走っていくとだんだん市街地から外れていった、少々不安になりながら行くとターミナルの看板が見えた。何か食べようと思っていたが回りに何も無い、それに時間もあるので一旦市内へ戻った。

そろそろ乗船時間が近づきました、北海道とお別れです。
早くフェリーに乗ってビールを呑みたいのだが、バイクは最後なので乗船するのが待ち遠しいのでした。



2019年4月30日火曜日

XTZ125 北海道ツーリング 其の四

4月30日

風もおさまり穏やかな朝です、昨晩は爆睡したのか気が付いたら明るくなってました。ここも良いキャンプ場でした、サイトと駐車位置は指定されますがすぐ近くにバイクを止めれるので便利です。
今日は利尻富士が見える事を期待し日本海側へと戻ります。

XTZ125 北海道ツーリング
夕日が丘パーキングからみた利尻山、海に浮かぶ独立峰です。肉眼だとはっきり見えたんですがねぇ、とにかく見れて良かった。
津軽富士・蝦夷富士・利尻富士。
ツーリングの目的の一つ達成しました。
国道238号に戻り次の目的地に向います。

宗谷岬、日本最北端の地。
下道を走り続ける事、約1500㎞でした。
初日から雨の中を走り、寝不足とオロロンラインの横風にふらつきながら到着したので達成感は絶大です。

モニュメントの前で写真を撮るのに行列が出来てました、私はこっちが気になりますね。
写真では解りませんが樺太が見えます、日本から外国を見る事が出来る場所は余り有りませんから。
宗谷岬から離れるまえに日本最北端の給油所で満タンにします。何も言わなくても貝殻のお守りと証明書をもらえました、バイクに荷物満載してりゃ旅行者だとわかりますね。

XTZ125 北海道ツーリング
宗谷丘陵にある白い道です、ここから見渡す景色も綺麗だった。
天候に恵まれ思った以上の景色を堪能できたので満足です、ここから帰路につきますので緩みきった神経を集中させてバイクを走らせないとね。
宗谷丘陵から国道238号へ合流しオホーツク海沿いを南下します。



XTZ125 北海道ツーリング
猿渡パーキングシェルターを過ぎてしばらく走ると、道路わきに通称エサヌカ線の標識がありますので左折します。

地平線が凄い。

何も無い。

あらためて北海道の大きさを感じます。
すれ違ったトラクターが本当にデカイ(笑

クッチャロ湖付近で国道275号へ入る、昨日まで海岸沿いを走ってきたがここから旭川を目指すことにした。小腹がすいたので小休止、海老とキャベツの塩焼きそばが気に入った。







国道40号を南下し旭川で遅い昼食にする。醤油ラーメンと豚丼を注文、豚丼はタレが滲みててラーメンも旨かった。
このあと、美瑛を散策して富良野でキャンプすることにした。

あれは十勝岳連峰でしょうか?




真ん中に一本生えてる木がセブンスターの木だそうです、近くに駐車場が見えます。ケンメリの木とかマイルドセブンの丘とか一応通ってみましたがどれも代わり映えしません。
夏なら畑がいろんな色で染められて綺麗なんでしょうけど、この時期はちょっと寂しい景色ですね。それでも観光客(バス)が次々やって来てました。



上富良野町日の出公園オートキャンプ場でです。撮影した場所が駐車場なので近くに設営すると楽ですが、区画が無いので早い者勝ちです。バイク専用の駐車場があってスタンドが当る箇所が沈まないよう工夫されてるので夏はいいかも。
まだ明るく呑むには早いので、気になってた所へ行ってみる。

青い池へやってきました、夕方5時近いのに駐車場付近で渋滞してた。こんな時間じゃ人も居ないと思っていたのに甘かった。
あまり青くないけど仕方ないですね、もっと早い時間のほうが青くなるみたいでした。



キャンプ場に戻ってきました。ジンギスカンに北海道限定サッポロクラシックで一杯やってます。

2019年4月29日月曜日

XTZ125 北海道ツーリング 其の三

4月29日

フェリーが函館に到着しました。ターミナルで仮眠しようか迷いましたが 天気が良いのは明日までの予報なので、北海道限定の缶コーヒーで気合を入れて午前3時頃に出発しました。本州での遅れを取り戻すべく今日のキャンプ地を稚内に決めた。
今回最大の目的は稚内です、勿論晴れてなければいけないのである。寄りたい所は沢山あるが心を鬼にして予定を大幅に変更する、とりあえず桜は見ておきたいので五稜郭へ向かった。

五稜郭タワーに登って見たかったが夜中にやっているわけがありません。
『夜見る桜も良いなぁ』
と、自分に言いきかせ国道5号を北上する。何か食べようと思った頃には市内を抜けていたので開いてる店が何も無く空腹で走り続ける。

海岸沿いを長万部に向けて走っていると太陽が昇ってきた。やっと暖かくなると思い嬉しくなってきた、所々で表示されてる気温は5° だが北海道の温度は違うような気がする。冬でも走れる格好をしていたつもりでしたが甘かった、長万部付近で海沿いから離れたとたん一気に寒さが増した。太陽が出てるのにだんだん寒くなってきた。(痛いくらい)
ニセコに近づく毎に寒さが増してくる、ヘルメットのシールドが白くなって前が見えない。仕方なくシールドを開けると顔が痛い、気温の表示は0°ですから当然ですかね。

XTZ125 北海道ツーリング
そうこうしてるうちに綺麗な山容が見えてきた、蝦夷富士が見え出すとテンションが上がりヘルメットの中で叫びながら走る。
羊蹄山を撮影するポイントがあるらしいが、時間が無いのでその辺で写した。

ニセコの方も綺麗です、当たり前ですが北海道って感じがしました。
ニセコから小樽に走って行くとだんだん暖かくなってきた。

小樽運河は有名ですが運河よりお店の方が賑わってた、夜にぶらぶら歩いたら雰囲気あるかも知れない。
国道5号から国道337号へ入り、国道231号を日本海沿いに北上するオロロンラインへ入って行く。





オトンルイ風力発電所です、風が吹いて風車が良く回ってました。
空模様が怪しくなってきました、残念ながら利尻富士は見えません。

XTZ125 北海道ツーリング
見渡す限り何もないところにポツンとある北緯45度線モニュメント。正面から写って無いのはカップルが撮影してたからです、長引きそうだったので邪魔しないように撮りました。


道北は何も無いのが良いね。
この景色の中走っていると、テンションが上がりまくります。

稚内に到着してすぐに北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場でテント設営。
函館から稚内を一日で走ったのでやっぱり疲れてます、昨日からの寝不足と眠くならない様に余り食べなかった事も原因かな?

セイコーマートで酒とつまみを買ってテントで晩酌です、フェリー乗船のため我慢した昨日の分まで吞みます。


日本縦断 後半 其の三